猫や犬の身長ってどう測るの?
- O2PETeau
- 7月30日
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私たち人間には「身長」というわかりやすい指標がありますが、猫や犬にも「身長」があるのでしょうか?実は、ペットの場合は「体高(たいこう)」と「体長(たいちょう)」という少し違う指標で体の大きさを測ります。今回は、愛犬・愛猫のサイズを正しく測る方法をご紹介します。
【体高】
体高とは、ペットが立った状態で「地面から肩(肩甲骨の上)まで」の高さのこと。頭のてっぺんや耳の先ではなく、肩の位置までを測ります。なぜ肩までかというと、犬種や猫の種類によって耳の形や頭の大きさが大きく異なるため、肩までの高さがもっとも標準的で比較しやすいのです。
たとえば、柴犬の体高は35~41cm程度、一般的な日本猫は23~25cmくらい。体高は犬種・猫種によって大きく異なるので、成長記録や健康管理にも役立ちます。
【体長】
体長は、首の付け根(肩甲骨の前)から尻尾のつけ根までを測ります。これも健康管理や服のサイズ選び、キャリーバッグ選びの際に参考になる数字です。
【測り方のコツ】
測るときは、ペットが立っている状態がベスト。じっとしていてくれない場合は、壁際に立たせて、肩やお尻の位置に目印を貼っておくと便利です。また、柔らかいメジャー(布製など)を使うと、より正確に測れます。リラックスしているタイミングで、おやつなどで気を引きながら優しく測ってあげましょう。
【定期的な記録がおすすめ】
成長期の子犬や子猫の場合は、数ヶ月ごとに測定して記録をとっておくと、健康状態の変化にも気づきやすくなります。また、太りすぎや痩せすぎのチェックにもつながります。

猫や犬にも「身長」にあたる数値はありますが、正しくは「体高」と「体長」で測るのが基本です。大切な家族であるペットの健康を守るためにも、ぜひ一度、きちんと測ってみてはいかがでしょうか?
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